【島崎英純】1週間ブラリ生活(2011/6/15)

【6月5日から6月11日までの一週間】

▼6月5日(日)

ヤマザキナビスコカップ1回戦第1戦のモンテディオ山形戦当日。なんですが、この日は月刊浦和レッズマガジンの最終校了と重なって大忙し。最終校了というのは、簡潔に説明しますと、原稿を全て書いて誌面をレイアウトし、写真をチョイスし、それをデザインして、確認、校正して、最終的に仕上がったものを印刷所さんに渡す日ということですね。

とりあえず山形戦が15時開始なので、私は取材のために埼玉スタジアムへ。そこでレッズの公式戦7戦ぶりの勝利を見て、試合後にミックスゾーンで取材をして、すぐさま埼玉スタジアムの記者室で浦和レッズマガジン用のマッチレポートを書きました。

その時の原稿締め切りは試合終了2時間後。これ、厳しいッス。だって試合が終わって、選手がロッカールームでシャワーを浴びて、「フー」と一息ついて、ヤマ(山田暢久)なんて多分、腰に手を当ててコーラなんて飲んでいるはずですから、ミックスゾーンで待ち構える我々メディアの前に選手が現れるのは少なくとも試合後30分以上が経ってからなんですね。そこで高速で取材をしても、ちゃんと選手の話を聞いて終わるのは試合後1時間を絶対に過ぎてしまいます。そこで急いで記者室に戻っても、締め切りまではあと1時間しかなーい! そこで原稿本文と選手採点、その採点のコメント、布陣図などを作成して送んなきゃならないんですから地獄ですよ、地獄。幸い、浦和レッズマガジンの可愛い部下諸君は浦研運営者の凶悪な人々と違って優しいですから、やんわりと「そろそろどうでしょう?」なんて言ってくれるんですが、これがまた逆プレッシャーなんですよね。頭ごなしに「原稿よこせ!」とか言われると「だったら書かねえ!」とヘソも曲げられるんですが、優しくアプローチされると絶対に書き上げないといけない。なので僕、超スピードで書き上げてメール送信しましたよ。そんで、すぐに埼玉スタジアムを出て、八丁堀の会社に戻りました。そんで雑誌の最終校正、校了をして、全て終わったのは翌日の1時くらい。クタクタになって家に帰りました。

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