西武台42年目を迎えた名将が総監督に 昨年の立ち上げにも携わった代、守屋保総監督「いろんなやつに背負ってほしいなと」
石黒登(取材・文)
令和6年度埼玉県高校サッカー新人大会は準々決勝までが終了し、ベスト4が出揃った。西武台は1回戦で狭山ヶ丘に10-0、準々決勝で埼玉平成に6-0で快勝し、準決勝進出を決めた。42年目を迎え、新チームから肩書きも新たとなった守屋保総監督に1回戦のあと、話を訊いた。
西武台・守屋保総監督
―新チームの公式戦初戦は10発快勝
他のチームがどういう状況か分からない、初めての公式戦だったので、最初の出足は自分たちがいま積み重ねてきたものがちょっと出しきれないで、やっぱり公式戦ってこういうものなんだなと思いながら見ていました。まず自分たちのリズム、それと相手の出方っていうのを見て、自分たちがサッカーをできるように今年はずっとしてほしいと思っていて、何しろ敵ばっかり見てじゃなくて、まず自分たちのカラーが出せるようにっていうことで、県リーグを中心にそれをやっていこうっていうことで、(今年の代は)去年、自分がスタートさせたもので、それが県リーグでも結果が出たので、やっぱり西武台のサッカーっていうのは人もボールも動いて、みんなでやるサッカーだよと。ちょっと雑なエイヤーはやめてほしいと、というところでは徐々に徐々にそれがいま少しずつできはじめているのかなっていうところと、練習量も正直なところかなり増やしました。
去年がやっぱりちょっと練習量、全然先生からすると少なすぎると。それにやっぱり耐えられないというか、それを逃げるんだったら、もう頂点を目指さないでほしいということで、それも理解しながら、いまやっているところなので、それがまた1年間、どんな成果になっていくのかっていうところで、いまそういう面では本当にチャレンジかなっていう、昔にちょっと戻しながらも、チャレンジかなっていう感じですね。なかなかやっぱり厳しい練習とか、チャレンジするって時間も長くなりますし、負ければ、うまくいかなければ、崩れていきますし、だからその1年の本当の勝負なんじゃないかなと思っています。
―昨年のスタートの段階ではどういう部分で植え付けを
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