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浦和JYが11年ぶりの高円宮杯決勝進出!金生谷仁監督「あの子たちと一緒に臨む試合をとにかく楽しむ」。ジュニア、ジュニアユースと見守った学年とラストゲームへ

石黒登(取材・文)

高円宮杯JFA第36回全日本U-15サッカー選手権大会の準決勝が24日に行われ、浦和レッズジュニアユースが1-0でサガン鳥栖U-15を下し、実に11年ぶりとなる決勝進出を決めた。

浦和レッズジュニアユース・金生谷仁監督

―11年ぶりの決勝進出

その時(2013年)、僕がコーチでいたので、それもあって、やっぱりどういう大会かっていうのは、僕自身がやっぱり感じたものっていうのはあったので、それをずっと伝え続けて、それがここまで来られたっていうのはひとつ嬉しいなっていう想いはあります。

―どのあたりを伝え続けたか

ずっと言ってるのは、もう本当にこの大会は「仲間と過ごす時間をかけた戦い」だっていうのと、あと「感謝っていうのを表現する大会」だっていうのをずっと言わせていただいて、それをみんなが感じてくれてるんじゃないかなっていうのは思います。

―試合を振り返って

本当にみんなよくやったなっていう印象ですかね。守備のところもそうですけど、みんなで意図して、取るところをみんなで共有できたりとかしていたと思うし、攻撃面でももうちょっと落ち着いて、やっぱりゲームを握りたいなっていうのはありますけど、でもそれぞれみんなが良さが出たんじゃないかなとは思います。

攻守ともに前半から良かったなっていう印象で、左で作って右に持っていってクロスとか、左サイドも左SHの笠間(遼世)が結構良いクロスを上げられるので、両方で良い形で1点入ればいいなとは思ったけど、やっぱり鳥栖さんもすごい良い守備だし、強固でしたし、なかなか点を取れなかったけど、でも攻守ともにすごい悪くなかったんじゃないかなとは思います。

―後半は井原(桜太)をサイドに出した

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