「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

まるで昨季の悪いときを見ているかのような敗戦/J1 第12節 柏 vs 鹿島【マッチコラム】

2024明治安田J1リーグ 第12節

柏 1−2 鹿島

2024年5月6日 三協フロンテア柏スタジアム 16:03KO

得点者:4分 名古新太郎(鹿島)、64分 島村拓弥(柏)、90+2分 チャヴリッチ(鹿島)

●スタメン

GK松本健太、DF三丸拡、古賀太陽、犬飼智也、川口尚紀、MF白井永地、土屋巧、戸嶋祥郎、FW島村拓弥、小屋松知哉、マテウス サヴィオ

 

ここ数試合における入りの悪さを受けて、おそらく試合前から選手が互いに声を掛け合い、集中して臨んだとは思うが、それでも開始早々の4分に失点を許し、この試合でも追いかける展開を強いられた。

今の得点力を考えれば、絶対に与えたくなかった先制点である。

後半から投入された木下康介が「町田戦を引きずっている感じがあった」と話していたが、前節の完敗は選手たちのメンタル面に大きなダメージを与えたのか、中2日という短い時間では気持ちの切り替えができずに、あの嫌な流れを引きずったまま試合に入ってしまったという印象は確かに受けた。

(残り 1231文字/全文: 1657文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ