「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

追加点が奪えず、遠い2点目。求められる決定力と効率性/J1 第10節 柏 vs 鳥栖【マッチコラム】

2024明治安田J1リーグ 第10節

柏 1−1 鳥栖

2024年4月28日 三協フロンテア柏スタジアム 15:03KO

得点者:14分 マルセロ ヒアン(鳥栖)、40分 島村拓弥(柏)

●スタメン

GK松本健太、DFジエゴ、古賀太陽、犬飼智也、川口尚紀、MF白井永地、土屋巧、山田雄士、FW島村拓弥、小屋松知哉、マテウス サヴィオ

 

シュート数は柏に15本に対し、鳥栖は3本。しかも後半はシュート数ゼロに抑え、後半の鳥栖の攻撃はマルセロ ヒアンの一発を狙ったカウンターのみ。そのカウンターに対しては、古賀太陽と犬飼智也が安定した守りで決定機を作らせなかった。全体の試合展開とチャンスの数で言えば、間違いなく勝点3を取れた試合だった。しかし引き続きの課題である決定力不足により、勝点1を手にするに留まった。

昨季と比較すれば、明らかに内容面は良くなっている。チャンスも多く作り出せるようにはなっている。最後の決めきる決定力については、やはりトレーニングを継続して積み上げて改善していくしか方法はない。

今回着目したいのは、決定力ではなく、今後の戦い方にも影響を与えかねない別の部分である。

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