山本桜大、飛躍を期するプロ2年目の挑戦【コラム】
ルーキーイヤーの2023年は公式戦12試合に出場、天皇杯2回戦の山梨学院大学PEGASUS戦ではプロ初得点を決めた。夏場の負傷がなければ、きっとより多くの出場機会を掴んでいたに違いない。
ケガから復帰後、リーグの終盤戦では2試合連続で起用され、天皇杯決勝でも出番をもらった。ドリブルで仕掛けられるプレースタイルとあって、その起用法からは井原監督やコーチングスタッフの期待の大きさが伝わってきた。
昨年の活躍を踏まえても、山本桜大は2024年のブレイクが期待される若手の一人である。
12月8日、天皇杯決勝前日には、こんなエピソードもある。
タイトルを懸けた大一番を前に、チームはPKの練習に取り組んでいた。やはり翌日に決勝戦を控えているとあって、各選手が緊張感を持ってキックの感触を確かめる中で、山本は緊張する様子を微塵も感じさせず、何食わぬ表情で豪快にネットを揺らした。
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