言動から見える古賀太陽の成長【コラム】
「悔しい部分、反省しなければいけない部分はありますけど、試合はすぐに来ますし、悲観的になりすぎず、ポジティブな面もすごく多かったと思うので、前を向いてやるしかない」
鹿島戦でのラスト数分間における立て続けの失点を猛省しながらも、古賀太陽は落ち込むことなく前を向いた。
プロ1、2年目から多くの出場機会を得た古賀であったが、当時は自分が出場した試合の勝率が悪く、ある日のトレーニング終了後には「自分のせいで勝てないんじゃないかと思ってしまいます…」と落ち込む姿を見せたことがある。そのメンタルの沈下はパフォーマンスの低下にも波及し、シーズンが進むにつれて出場機会を失っていく羽目となった。
半年間の福岡での武者修行を終え、柏に戻ってきた昨シーズン、古賀はプロになって初めてフルシーズンを戦った。
古賀の成長を促すポイントとなった試合が、昨季のJ2第7節の長崎戦である。
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