「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

古賀太陽「一つ勝っても浮上のきっかけにできなかったことが痛かった」【2023シーズン総括インタビュー〜前編〜】

○古賀太陽

■ 2023年シーズン総括インタビュー〜前編〜

――オフに大幅な選手に入れ替えが行われて迎えた2023年シーズンのスタートでした。始動からキャンプにかけて、2022年との変化を感じましたか?

「今シーズンから入ってくれた選手たちは、明らかにボールを保持しているときに特長が出る選手たちばかりでした。2022年の課題を踏まえて、攻撃面でもう少しスピードアップしていきたいという話は、キャンプのスタートでもありました。キャンプでは433のシステムをやりながら、去年以上にボールを保持しながらゲームを進めていきたいという話をされていました」

 

――キャンプで古賀選手に話を聞いたときには、新戦力を加えた新たなトライに手応えを感じているコメントもありました。

「キャンプではビルドアップのトレーニングも多かったですし、そこへのトライに関してはキャンプで手応えを感じていました。もちろんトライし始めたばかりだったので、まだまだチームの完成度は低いものでしたけど、キャンプ中の練習試合でも、ある程度はトレーニングでやってきたものを出せるようになってきている感覚はありました。新しく入ってきた選手たちとも積極的にコミュニケーションを取りながらイメージを擦り合わせていたので、良い感覚でプレーできていたことが、そういう発言になったと思います」

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