「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

名古屋を下し、天皇杯ベスト4へ。そして8月は公式戦無敗で終える/天皇杯準々決勝 柏 vs 名古屋【マッチコラム】

第103回天皇杯 準々決勝

柏 2−0 名古屋

2023年8月30日 三協フロンテア柏スタジアム 19:03KO

得点者:69分 戸嶋祥郎(柏)、90+2分 マテウス サヴィオ(柏)

●スタメン

GK松本健太、DF川口尚紀、立田悠悟、田中隼人、三丸拡、MF高嶺朋樹、戸嶋祥郎、仙頭啓矢、FW武藤雄樹、小屋松知哉、岩下航

 

序盤こそ名古屋の前田直輝の侵入を許し、切れ込まれてシュートを打たれる場面こそあったものの、その後は比較的安定した試合運びを見せた。

週末には中2日でリーグ戦が控えているため、戸嶋祥郎、高嶺朋樹、松本健太を除く8名の選手を入れ替えて臨んだこの天皇杯準々決勝は、その久々に出場機会を得た彼らがリーグ戦に出場している選手たちと遜色ないパフォーマンスを見せた。

例えば田中隼人。彼は「相手の出方やランニングについていけない回数も多かった」と立ち上がりの前田への自身の対応については反省の言葉を述べたが、90分を通してみれば、「去年や今年の最初よりは感覚的に違う良いものが出てきていると感じて、良い状態です」と自分のパフォーマンスに手応えを感じていた。

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