「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

若手攻撃陣躍動、難しい初戦を大量得点で突破/天皇杯2回戦 柏 vs 山梨学院大学【マッチコラム】

第103回天皇杯 2回戦

柏 7−1 山梨学院大学

2023年6月7日 三協フロンテア柏スタジアム 19:00KO

得点者:4分 中村慶太(柏)、21分 真家英嵩(柏)、36分 升掛友護(柏)、45+1分 真家英嵩(柏)、49分 落合陸(柏)、59分 真家英嵩(柏)、80分 松原綾成(山梨)、87分 山本桜大(柏)

●スタメン

GK守田達弥、DF岩下航、土屋巧、田中隼人、三丸拡、MF加藤匠人、中村慶太、山本桜大、升掛友護、FW落合陸、真家英嵩

 

天皇杯の初戦は誰に聞いても「難しい」と言う。

だからこそ、4分の中村慶太の先制弾は大きかった。

井原正巳監督就任後、初の出場になる田中隼人も「あそこで取れたのが良かった。試合を運ぶのにすごく楽に運べた」と振り返った。

中盤で存在感を示した中村や、最終ラインから長短のパスで攻撃を組み立てた田中など、いくつか目を見張るプレーがあった中でも、この試合では落合陸と真家英嵩の2トップの関係性や、升掛友護、山本桜大の両サイドのドリブラーの仕掛けと、以前の柏には見られなかった攻撃の変化が発揮される試合になった。

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