「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ネルシーニョ監督「決定機をモノにするかしないか、そこが今日の勝敗を分けた」/J1 第4節 柏 vs 名古屋【試合終了後コメント】

○ネルシーニョ監督

「前半はどちらに転んでもおかしくない、うちとしても非常に良い入りができたと思うんですが、前半唯一うまくいっていなかった部分をあえて挙げるとすると、うちの守備の部分で相手の攻撃に対してディフェンディングサードでうまく相手の攻撃の勢いをニュートラルにすることができなかった。特に前半、相手がペナルティエリア付近で良い3人の関係でコンビネーションで崩しにかかる形がありましたし、そこに対して我々の守備が後手を踏んだことによって、前半終了間際にやられた失点も、うちの守備の手が一瞬緩んだ隙にやられた失点だと思います。ハーフィタイムに入って選手に声をかけたのは、まずボールホルダーに対してしっかりアプローチしようと、特にディフェンディングサードでは球際のところをもっと強く行くように指示を出して、後半に入って守備のところは安定したんですが、今度は攻撃に出ていくためのパスがうまく回らず、簡単なミスから相手にボールを奪われてしまう、カウンターに出ていく際のパス、フィードが決まらずに、結果蓋を開けてみれば相手は4本決定機を作って、そのうち三つを決めたと、それに対してうちも同様に決定機は何回も作れていたと思うんですけど、そこを決めきれず0点に終わりました。細かい部分は別として、大きくいうと決定機をモノにするかしないか、そこが今日の勝敗を分けた試合だったと思います」

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