ネルシーニョ監督「敵地に乗り込んで勝点1を積めたことは評価したい」／J1 第5節 名古屋 vs 柏【試合終了後コメント】

2022年03月20日 17時12分　
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○ネルシーニョ監督

「前半、早い時間帯に我々が先制して、その後もいくつか形を作れていたんですが、1点目の後にどうしても2点目を取り急いだ結果、守備は安定していたんですが、相手のパスをカットしてから攻撃につながらない状況が続き、我々のミスを突いて相手の攻撃が勢いづくという時間帯があった前半でした。そこから得点を許してしまい、1−1になりました。後半に入ってからは自分たちがしっかりボールを握り、テンポを作ろうと、選手たちもそこを理解してやってくれたので、決定機をいくつか作れていましたし、決定機については相手のGKの能力のメリットだと思います。非常に素晴らしい好セーブを連発していたので。今日のゲームを通してみれば、我々としては非常に良いゲームができたと思います。もちろんご覧になられた方はよくわかると思うんですけど、勝てた試合だったというふうに個人的には思います。ただ、敵地に乗り込んでしっかり勝点1を積めたことは評価したいと思います」

−後半はゲームをコントロールして決定機と作りましたが、ハーフタイムにどのような修正を行なったのでしょうか？

「ハーフタイムに選手たちに指示をしたのは、まずしっかりと自分たちでボール握ろうと、攻撃に攻め急ぐ意識が強くてどうしても縦に速い攻撃、カウンターを仕掛けようと、スピード頼みの攻撃一辺倒になっていたので、そこをもう一度しっかりと自分たちでボールを動かしながらゲームをコントロールしていこうと、相手を引き込んでから背後を突く攻撃をうまく使い分けていこうという話をしました。少しシステムを変えて、守備のところではコヤ（小屋松）を2列目の左に置き、彼をシャドーでプレーさせたことで守備が安定しました。そこで引き込んでボールを引っ掛けてからカウンターを仕掛けることを狙いとして持っていました」

−椎橋選手に代わって出場したドッジ選手が中盤で効いていました。今日のドッジ選手の評価について。

「すごく良くなったと思います。今週、彼とは個別に話をして、映像を見ながら福岡戦を振り返ったんですけど、もっとやれたんじゃないかと前向きな改善をしていこうと彼と向き合って、空いたスペースを見つけてそこをしっかり突いていける立ち位置を取るようにと声をかけて、今日のゲームは彼がそこをすごく意識してくれた分、改善されたと思いますし、彼がレイソルに加入してから一番良い働きをしてくれたゲームだったと思います」