「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

戸嶋祥郎「最後は勝って終われるように、本物の強さにしていきたい」/J1 第25節 柏 vs 広島【試合終了後コメント】

○戸嶋祥郎

−イレギュラーな形での出場で、戸嶋選手にとって約1か月ぶりの出場になりました。自身の試合の入りについて。

「まず、この試合に向けて100%の自分を出す準備と努力はしてきて、後半以降になるという思いは正直ありましたけど、もっと早い段階で呼ばれたので急ピッチでウォーミングアップをして、ただやることは整理できていたので、それをどれだけ体現できるかというのを意識しながら試合に入りました」

 

−客観的に見れば好ゲームでしたが、こうした紙一重の勝負を取りきれなかった要因。

「チームが(4試合)勝っている中で、ポコっと入った自分の身からすると流れを崩してしまった感じがするので、そこは単純に悔しいですけど、5試合やって、4試合1点差ゲームをモノにできるときもあれば、1試合は相手に行ってしまうというのはあると思うので、ただ失点した後の戦い方、逆転までの流れはチームとして成長しているところはあると思うので、最後は勝って終われるように、本物の強さにしていきたいと思います」

 

−後半に立て続けに2失点した場面。失点そのものよりも、何度かマイボールにしたところですぐに失ってしまったところや、試合の運び方に課題があると感じました。

「ここ最近の試合でピッチでプレーしたり外から見ていると、リードした後の試合の進め方は課題があるなと感じていました。早めに試合を終わらせにいく体勢になってしまっているのが現状としてあって、ここ4試合はそれで耐えきったりもぎ取ったりしているわけですけど、僕個人的な意見としてはもっと2点目、3点目を取る戦い方をあの時間帯であればしていきたいと思っています。同じように感じている選手もいますし、そこはチームとしてもっとレベルアップのために取り組んでいきたいと思います。ただ、そうなったらなったでここ数試合はゼロ、最悪でも1に抑えていた中、自分のところでも寄せきれずだったり、跳ね返した後に押し上げられずで押し込まれる時間が続いてしまったのが、そういう結果につながってしまったのかなと感じています」

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