ネルシーニョ監督「ミスが続いて失点を許してしまったことが今日の敗因」／J1 第25節 柏 vs 鳥栖【試合終了後コメント】

2021年08月21日 22時15分　
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○ネルシーニョ監督

「非常にタフなゲームになりました。我々のミスを突いて相手が決定機を作り、それをモノにしたというゲームでした。前半に取られた失点がゲーム全体を見直したときにウェートが重くなってしまったと思います。とはいえ、我々もチャンスは作っていたんですが、相手のように作ったチャンスをモノにできなかったと、もちろん今日の結果は満足のいくものではありませんし、なんとかチームがこの状況を変えるために、みんながもがき続けているこの状況は変わらないんですけど、ただチームとして戦う姿勢や、最後の最後まで選手がチームのために戦った姿勢は間違いなく今後の後半戦の戦いを続けていく上でベースになると思いますし、試合の結果自体は我々のミスが続いたところを拾われて失点を許してしまった決定要因でした。今日の試合はそこに原因があると思っています」

−0−2になった後に1点を返し、後半の立ち上がりも2点目をとってもおかしくないチャンスを作りました。飲水タイムとハーフタイムには、どのような部分を変更したのでしょうか？

「相手が可変式で2CBとダブルボランチがビルドアップの際に流動的にポジションを変えてくる中で、2CBとダブルボランチのところを起点にボールを動かされることが多かったので、途中形を4−3−3に変えて、アンカーにヒシャルジソン、インナーに瀬川とサチ（戸嶋）を置きました。得点を取りにいかなければいけない状況でしたから、そうすることでより高い位置でボールを奪って、相手のビルドアップの侵入を阻止して、相手のアクションをうまく牽制すると言う目的を持って、より相手の攻撃の入り口を作らせないように中盤の3人プラス、ペドロとクリスティアーノのところから前からプレッシャーをかけにいこうという狙いを持ってああいう形に変えました」

−前半途中にペースを握り、後半の次の1点が重要だったと思います。3失点目が痛かったと思いますが？

「ミスはサッカーにはつきもので、3点目に限らず今日の3失点我々のミス絡みだと見ていて、ミスにもいろいろなミスがあると思いますが、個人、セクション間のミス、いろいろな要因が考えられますけど、おっしゃるとおり今日の3点目、我々は後半の入りが良かっただけに相手に勢いづかせてはならない時間帯に失点をしてしまった。アクシデントも重なって、ああいう失点を許してしまったことが、最終的に相手に軍配が上がった一番の要因だったと思います」