瀬川祐輔「相手の立ち位置を見ながら、自分たちで変えたり、ボールに関わる回数を増やすべきだった」／J1 第25節 柏 vs 鳥栖【試合終了後コメント】

2021年08月21日 22時29分　
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○瀬川祐輔

−前半、鳥栖が立ち位置を変えてきたこともあって守備がハマらない時間帯が続いたが？

「ファン ソッコ選手のところになかなかプレッシャーがかからなかった、あとはエドゥアルド選手のところにプレッシャーがかからずに、ズルズルと下がってしまった感じがあって、それは想定内だったんですけど、相手の距離感が良くて奪いどころがはっきりしなかったです。あとは単純に球際のところも相手の方が少し分があったという印象があって、それで（1失点目は）僕のファウルだったので、あそこはファウルするべきではなかったと思います」

−0−2になった後は1点を返し、後半は追いついてもおかしくないチャンスがあった。うまくいかない時間帯からの変更と、その手応えについて。

「5−3−2に変わったので、今まで神戸戦、鹿島戦、川崎戦と良い試合が続いた中で、同じシステムに戻ったので、選手としてもやりやすかった部分はあったのかなと思うのと、見る選手がはっきりしたのが守備としては少し整理されたとは思いますけど、もうちょっと攻撃のところで距離感と次は誰にボールが入りそうかという予測が足りなかったというのはありますね。やっぱり鳥栖の方が整理されていた感じがあるので、その整理されている相手の立ち位置を見ながら、自分たちで変えたり、ボールに関わる回数を増やすべきだったと思います」

−うまくいかなかったことは、チーム内で共有されていたけど実行できなかったのか、相手の立ち位置によって予測できなかったのか？

「CBに対してプレッシャーをかける戦術ではあったんですけど、相手がうまくボランチを使いながら僕たちの2トップや、最初だったらペドロをうまく切ってきたので、そこに対して出る選手が遅れて、出られなくてズルズル下がるという感じだったので、想定内ではあったんですけど、その回数が多かったのと、そこに対する修正がちょっと遅かったのかなと思います」

−修正されてからは狙いどおりにできたと思いますが、そこは次節以降も継続すべき部分？

「そうですね。良い部分は継続して、後は準備してきたものは絶対全部起こることではないので、監督が言ってくれた戦術プラス自分たちの個人戦術が絶対に必要になってくるので、例えば2CBに出る予定じゃなかった選手が一回出てみるとか、僕も何度かファン ソッコ選手に言行っていたんですけど、そういう回数と、この人が行ったときの連動性はもっと選手間で深めていかなければいけないのかなと。用意してきた戦術以外の部分は自分たちもやっていかなければ、サッカー選手としての成長もできないと思うので、そこは今日は足りなかったと個人的にももっとやらなければいけないという印象があります」