「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

浦和の前に立ちはだかった中村航輔。効率よく得点を重ねた柏、今季初の連勝を飾る/J1第6節 浦和 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第6節

浦和 0−4 柏

埼玉スタジアム2002 19:33KO

得点者:32分 ヒシャルジソン(柏)、51分 オルンガ(柏)、56分 仲間隼斗(柏)、89分 神谷優太(柏)

●スタメン

GK中村航輔、DF古賀太陽、高橋祐治、大南拓磨、三丸拡、MF大谷秀和、ヒシャルジソン、仲間隼斗、神谷優太、FWオルンガ、江坂任

前半に関して言えば、決定機の数では浦和が上回っていた。

まずは3分。オルンガから江坂任へのパスを岩波拓也にインターセプトされ、奪った勢いのままCBの間に縦パスを入れられる。レオナルドとのコンビネーションで武藤雄樹が抜け出した場面、ここは中村航輔の素早い飛び出しによって武藤に良い状態でシュートを打たせず、ポスト右に逸れた。

22分にはスローインの判定で一瞬切り替えが遅れたところを浦和に突かれた。ただここでも、大外で余っていたファブリシオのシュートを中村が足でブロック。浦和の連携ミスから先制点を奪った後、45分に山中亮輔のインナーラップから大外の関根貴大が決定機を迎えたが、中村のビッグセーブが飛び出した。

前半は攻撃へ転じてもボールの失い方が悪く、相手のミスから先制点を奪ったとはいえ、柏のチャンスはほとんどなかった。

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