「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

度重なるアクシデントに見舞われながらも、数的優位を活かして逆転勝利を飾る/J1 第2節 柏 vs 横浜FM【レビュー】

2022明治安田生命J1リーグ 第2節

柏 3−1 横浜FM

2022年2月28日 三協フロンテア柏スタジアム 15:03KO

得点者:5分 アンデルソン ロペス(横浜)、24分 細谷真大(柏)、60分 ドウグラス(柏)、90+2分 小屋松知哉(柏)

●スタメン

GKキム スンギュ、DF川口尚紀、高橋祐治、古賀太陽、三丸拡、MF椎橋慧也、マテウス サヴィオ、中村慶太、山田雄士、FW細谷真大、ドウグラス

試合開始前のアップ中に大南拓磨が負傷し、スタメンが急遽川口尚紀に変更された。試合は良い入りをしていきなりチャンスを作ったものの、5分にはアンデルソン ロペスに先制を決められ、さらに13分には中村慶太が早々に交代するなど、立て続けのアクシデントによって嫌な空気が漂っていた。

昨年であれば、間違いなく一気にリズムが悪くなっていたであろう展開だが、今年のチームは早い時間帯の失点や、序盤に負傷交代というアクシデントにも崩れる様子はなかった。

横浜FMビルドアップには、5−3−2のコンパクトな守備ブロックを敷くことでアタッキングゾーンの侵入を許さず、先制点を奪われたシーン以降は決定機を作らせない。

(残り 1691文字/全文: 2198文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ