「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

瀬川祐輔の一撃で紙一重の勝負を制す。難敵・町田を下して開幕2連勝/J2 第2節 柏 vs 町田【レビュー】

明治安田生命J2リーグ第2節

柏 1−0 町田

得点者:67分 瀬川祐輔(柏)

●スタメン

Gk中村航輔、DF小池龍太、鎌田次郎、染谷悠太、菊池大介、MF大谷秀和、ヒシャルジソン、山崎亮平、手塚康平、瀬川祐輔、FWクリスティアーノ

 

隙のないコンパクトな陣形とボールサイドに人数をかける組織的な守り、攻守の切り替えの早さ、アイデアを凝らしたセットプレーなど、組しづらい町田とのホーム開幕戦は、予想に違わず緊迫した試合となった。

立ち上がりの5分間こそ、柏は高い位置で幅を使った攻撃で攻め込み、コンパクトな町田の陣形を逆手に取る、逆サイドのスペースを狙っていることは窺わせたが、その後は「ロングボールで来る相手に対し、ロングボールで応戦してしまった」(ネルシーニョ監督)と、背後へ長いボールを入れてくる町田の戦い方に付き合ってしまった形となり、柏も後方から長めのボールを蹴り入れるだけの単調な前半に終始した。

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