伊東純也のファインゴール2発。天候へのアジャストが5試合ぶりの勝利を呼び込んだ/J1 第29節 広島 vs 柏【レビュー】
明治安田生命J1リーグ第29節
広島 0−3 柏
得点者:23分 伊東純也(柏)、27分 伊東純也(柏)、35分 オルンガ(柏)
●スタメン
GK桐畑和繁、DF小池龍太、鈴木大輔、パク ジョンス、高木利弥、MF伊東純也、小泉慶、大谷秀和、FWクリスティアーノ、瀬川祐輔、オルンガ
試合開始時刻の14時の時点で、広島の最高風速は11.7メートル。ウォーミンングアップの時点で「今日はロングボールの勝負になる」(鈴木大輔)と判断し、風を考慮した戦い方へ切り替えた。
加藤望監督はコイントスに勝ったら風上を取ること、そして「つなぐのは難しいコンディションだったので、前線に起点を持って、起点からみんなが前向きにボールを持てるように」と指示を与えた。
目論見通りクリスティアーノがコイントスに勝ち、風上を取った。
風上を取ったとはいえ、ただシンプルに蹴って偶発的なチャンスを待つのではなく、選手たちが状況に応じた戦い方へアジャストしていったのは見逃せない。
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