「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【無料記事】【KFJルポ】 それぞれの母校への思い -780文字- (2015/11/05)

昨年度の全国高校サッカー選手権大会で初優勝を飾り、鈴木大輔の母校でもある星稜高校が、11月1日に全国高校サッカー選手権大会石川県大会で優勝し、17年連続26回目の選手権大会出場を決めた。

連覇を狙う後輩たちに鈴木がエールを送っている。

「星稜は全国に行くのは当たり前になっていますけど、出場が決まってホッとしています。今年の一番最初に全国制覇した母校に刺激を貰って、自分自身も良いスタートが切れたので、また刺激が欲しいですね。星稜は高校サッカーの名門だと思いますし、全国ベスト4にも何回も残っているけど、最近は連覇したチームはないから今回は連覇を期待しています」

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また、千葉県は現在県大会の真っ只中で、8日に準決勝が行われる。

対戦カードは流通経済大柏―習志野、市立船橋―中央学院。こちらも、流経大柏出身の大谷秀和と、習志野出身の栗澤僚一に母校同士の対決について話を聞いてみた。

「準決勝、見に行きたかったんですけど練習と被って行けないんですよね(苦笑)。今の習志野の監督は砂金(伸)さんで、俺が(千葉県選抜で)国体に出場した時の監督なので、砂金さんには頑張って欲しいですけど、やっぱり流経を応援しています。タイミングが合えば選手権を見に行きたいので、見に行けるように頑張ってほしいと思います」(大谷)

「習志野の監督の砂金さんは千葉県選抜の時の監督で、流経の本田(裕一郎)さんは俺が習志野の時の監督ですからね。どっちも恩師だし、どっちを応援していいのか分からないですけどね(笑)。砂金さんになってインターハイに出たり、習志野も徐々に復活してきているから頑張ってほしいです。流経と市船、千葉県代表になるにはこの2強を倒さなければいけないけど何が起こるか分からないし、なんとか全国に行ってほしいですね」(栗澤)

選手たちが、それぞれ母校への思いを語った。

(取材・文  鈴木潤)

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