「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 2nd 第8節 柏 vs 松本山雅 「90分を通じて攻守にメリハリ、勝って暫定首位に立つ」 -1857文字- (2015/08/21)

J1 2nd 第8節

柏 2-0松本山雅

得点:34分 武富孝介(柏)、70分 鈴木大輔(柏)

●スタメン

20150821094001

 

ほぼプラン通り、狙い通りに運べたゆえの快勝だった。

柏のビルドアップの際に、アンカーの茨田陽生とCBの鈴木大輔、エドゥアルドに対してプレッシャーをかけてくる松本。だが、そのプレスの強度はそこまで強烈ではなく、「前から来るといっても、そこまで統一されているわけではなく、しっかり間を取って、みんなでコンビネーションで崩してくイメージがあった」(武富孝介)というように、柏のビルドアップの入口を消しにきた松本に対し、そのプレッシャーさえ回避できれば付け入るスペースはあった。

また、松本が他のチームとやや異なるテイストの攻撃を仕掛けてくる点も、逆に柏としては狙いどころでもあった。大谷秀和はその点をこう説明する。

(残り 1496文字/全文: 1849文字)

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