「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【コラム】 ドリブラー封殺のキム チャンス -1453文字- (2015/08/19)

今季の中でもベストマッチの1つに数えられる広島戦。クリスティアーノのハットトリックもさることながら、あの試合で快勝を収めた要因として、安定した守備も非常に大きかった。試合後、選手たちに話を聞くと、警戒していたのは青山敏弘を経由した中央からの攻撃に、2シャドーと1トップの佐藤寿人が絡んでくることだったというが、その中央攻撃を狙い通りに抑え、広島にあえてサイドへ展開させるように仕向けた形となる。

となると、重要なのはサイドでの対応だ。広島の両翼はドリブル突破を得意とする柏好文と清水航平。彼らのドリブルにサイドが翻弄されては、中央を封じた意味もなくなる。その点、キム チャンスと輪湖直樹は、サイドで非常に良い対応を見せた。

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