【コラム】 中盤のボールハンター、小林祐介が見据える“その先”とは? -1565文字- (2016/10/12)
ボールを刈り取る--。
相手とボールの間に身体をねじ込み、瞬間的にボールを奪い取る能力はU-18時代から突出していた。今季はコンスタントにJリーグの試合出場を重ねることで、持ち前のボール奪取能力はプロのステージでも飛躍的に鋭さを増していった。
1stステージの連勝中に「ボールを奪い取る中盤のキーマン小林祐介」と題したコラムで小林祐介のボールハントについては取り上げた。そこでは、かつてはパワーに頼っていたところ今年は体重を落とし、スピード勝負で相手の懐に入れるようになったため、それに付随して相手からボールを奪い取るシーンが増えたという内容だった。
そのとき、小林は「ボールを奪うところを楽しんでやれています」と話していた。しかしあれから半年が経ち、さらに試合出場を重ね、「俺、今はボールを奪うことはそんなに意識していないんです」と心境の変化を口にする。
では、変化をきたした理由は何か。
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