「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

苦しい試合を勝ち抜いたことで得たもの/【レビュー】天皇杯ラウンド16 甲府対鹿島

前半に先制点を奪われながら、前半終了間際に同点弾を返し、後半も終了間際に決勝弾を叩き込む。試合内容としては苦労して苦労して掴んだ勝利だったが、それと引き換えに得られたものは大きい。

3年連続の対戦となった甲府にはもう負けられないという気持ち。浦和戦で味わった悔しさをなんとか返したいという想い。それらをプレーに乗せて結果につなげた。試合内容的にはまだまだ多くの課題を残すなか、終盤戦を戦うためのなによりの武器となる一体感を得つつ、準々決勝へと駒を進めることができた。

 

 

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