【無料公開】J2第6節 V・ファーレン長崎とのアウェイ戦に向け、ブラウブリッツ秋田 吉田謙監督コメント「ここからが勝負」
–前節・札幌戦の敗因について。
目の前の相手に勝ち続けることが勝利への近道。そして助け合うこと。秋田ならできると思います。
–3/19の練習で檄を飛ばしていました。もっともっと出し切ってほしいという思いがあるでしょうか。
試合で目の前の相手に勝つには、目の前の練習、目の前の日常が勝負を分けると思います。
–練習からボールホルダーへの圧力にこだわってやってほしいと感じているでしょうか。
日常に勝利は宿る。
–リーグ屈指の攻撃力を持つ長崎戦のカギになる部分について。
走り続けて戦うこと。
–3試合で9失点。チームが再び上向くために必要なことについて。
悔しさからしか執念は出てきません。
(ここまで秋田魁新報質問)
–長崎の印象について。
個人能力が高く、攻守にすばらしいチーム。
–長崎戦に向けた練習のテーマについて。
目の前の相手に勝つ。
–3/19の練習の前にミーティングがありました。どんなことを話し合ったのでしょうか。
目の前の相手に勝つ。
–3/19のチームの雰囲気について。
誠実でひたむきな秋田の選手たち。ここからが勝負だと思います。
–吉田監督は就任時から「良い守備から良い攻撃」を掲げていました。いま攻撃が機能しているなかで、守備が改善されれば攻撃がさらに向上するのではないでしょうか。
攻守一体。良い守備から良い攻撃へ。チーム全員で徹底したいと思います。全員攻撃、全員守備。
–長崎のピーススタジアム(PEACE STADIUM Connected by SoftBank)は国内屈指のすばらしいスタジアムだと言われています。サッカーに携わってこられて、そこでプレーすることは楽しみでしょうか。
サッカー専用スタジアムが、その街、そこに住むひとびとに熱を届けることができる劇場である。 その劇場が圧力鍋のように熱く、熱ければ熱いほど、そのチーム、選手、クラブ、街のひとびとは、サッカーに深く深く携わることができる。
サッカー専用スタジアムの魅力、すばらしさを存分に備えたすばらしいスタジアムでプレーできることに感謝の気持ちを持ち、全力でプレーしたいと思います。
–失点が続いているなかで、相手に食らいつく粘り強さや泥臭さが影を潜めていると私は感じています。そこを監督はもっと求めたいでしょうか。
日常に勝利が宿る。日常の泥臭さがすべて。
(ここまで秋レポ質問)
–前節・札幌戦について。相手の負傷でプレーが止まったことに対して応援席からブーイングが起きた際に、小野原選手や梶谷選手が「やめてくれ」というサインを出していました。サッカーの応援でブーイングは気持ちを伝える方法とは思います。ただ相手の負傷に対するブーイングは私個人は少し残念でした。相手の負傷に対するブーイングについて、監督が思うことがあれば伺いたいと思います。
強いチームほど相手をリスペクトする。
–サポーターの皆さんも、相手へのリスペクトを持ってチームを後押ししたいという気持ちを表現してほしいでしょうか。
横綱は相手をなぎ倒したあとに、必ず手を差し伸べて、相手をリスペクトして起き上がらせる。人間性高く、ひとを引き付ける知性はスポーツのすばらしさのひとつである。フェアにタフに戦っていきたいと思います。
(ここまで秋田魁新報質問)