【惜別】ブラウブリッツ秋田の象徴的存在だった青木翔大選手。みなぎる熱意を次の舞台で。
ブラウブリッツ秋田は11月25日、青木翔大選手の契約満了を発表しました。
青木選手は2022シーズンに群馬から秋田に完全移籍で加入。沼津時代の恩師でもある吉田監督のもと、起点づくりや前線からの守備で粉骨砕身。秋田のFWの模範を練習や試合で示し、たとえ記録には残らずとも攻守での貢献をいとわず、得点やアシストにつながるチャンスメイクの作業に取り組んでチームを支えました。やむをえず強い接触で倒れ込むシーンでは、接触の当事者でなかったとしてもすぐさま駆け寄り、相手に手を差し伸べて敬意を示し和解する。その姿を目にするたびに、「青木選手が秋田にいてよかった」と誇らしく思っていたのは筆者だけではないはず。
もちろんFWとして得点へのこだわりも強く持っていました。リーグ戦では3シーズンで通算11得点5アシスト。2024シーズンのルヴァンカップ2回戦の湘南戦では、逆転勝利の口火を切る逆足でのミドルシュートを突き刺しています。その一方で、2トップの相方を含めて味方の強みを引き出すプレーにも意欲的で、梶谷政仁選手は「自分は翔大くんに絶大な信頼を置いている」と断言しています。
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