【ゆめすく】ブラウブリッツ秋田 安田祐生選手が鶴舞小学校で特別授業「こんなに生徒たちが盛り上がってくれたのは初めて。自分も楽しく話せた」
ブラウブリッツ秋田の安田祐生選手が11月16日、由利本荘市の鶴舞小学校で実施した特別授業「ゆめすく」を取材しました。
11月16日(木)、由利本荘市立鶴舞小学校にて、GK30 #安田祐生 選手が「ゆめすく」を行いました。
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https://t.co/xeQv72oRrb#ブラウブリッツ秋田 #シン・秋田一体
— ブラウブリッツ秋田(公式) (@blaublitz_akita) November 20, 2023
【引用】「ゆめすく」とは
ブラウブリッツ秋田が、ホームタウン活動の一環として実施している「ゆめすく」は、ブラウブリッツ秋田の選手などが学校を訪問し、プロサッカー選手という夢を叶えた経緯を踏まえ、「夢を持つことの大切さ」「夢を追いかけることの重要性」を伝える活動です。
「ゆめすく」は東電化工業株式会社さま、東商事株式会社さま、株式会社ピー・アンド・エスさま、株式会社日産サンティオ秋田さま、株式会社伊徳さまに協賛をいただいて実施しております。
安田選手は自己紹介後、テレビ番組「しくじり先生」をモチーフとして、自分自身が経験した挫折と、そこで諦めずに反省して努力することをテーマに掲げていました。
安田選手は小学時代でGKとして頭角を現し、中学生で東本選抜に選ばれます。しかし周りの上背があって技術的にも優れたGKに心無い言葉を投げ掛けられて心底悔しい思いをしたこと。
サイズのあるGKに負けじと「彼らよりももっとジャンプして、もっと踏み込んで、もっと速く動いてシュートを止めよう」と思ったこと。
ブラウブリッツ秋田の下部組織時代には21失点の大敗を経験。その失点シーンをひとつずつ振り返っり、その失点をなくすためにどんな練習をすればいいか考えたこと。
自分自身がJリーガーのGKとしては低身長だと自覚した上で、「GKは身長で決まらない。シュートを止めればいい。自分にもできることがいっぱいある」と考えて、毎日毎日練習に臨んでいること。
失敗したときはやりきれない思いに駆られるが、そこでやり抜く。熱中する。できない言い訳をしない。できる方法を考えることが大切だと子どもたちに伝えました。
安田選手が影響を受けたGKとして、バイエルン・ミュンヘンやドイツ代表で活躍した世界的GKオリバー・カーンの選手を画面に表示。年齢的に生徒たちは誰も知らないかと思いきや、一人の生徒が手を上げて「オリバー・カーン」と即答。これには安田選手だけでなく、イベントの運営管理をしていた前山CCも「おおお!?」とどよめく一幕がありました。
約40分の特別授業を終え、安田選手がインタビューに応じてくれました。
–ゆめすく盛り上がりましたね!
こんなに盛り上がってくれたのは初めてだったので。自分も楽しく話しました。
–子どもたちに適時話を振ったりして、安田選手の話し方も上手かったと思います。
そんなことはないかもしれないですけど(笑)
でも小学生も含めていろんな学校をまわって、こういう活動を自分も本当に楽しくやってるので。楽しく話してるのが一番の秘訣かなと思います。
–ゆめすくのなかでも触れていましたが、学校の先生になりたかったという夢がこの活動につながっていますか。
いまはないですけど、でももともとはそういう思いがあって、自分も教員免許を取ったので。子供たちのこういう姿を見ると、教育に興味はもちろんあるので、将来的にもやっていければと思ってます。
–教員免許はどの教科ですか。
中・高の体育です。
–ありがとうございます。続いてサッカーの話をさせてください。個人、チームとして、今年はどんなシーズンでしたか。
今年はかなり個人もチームも苦しい1年で、なかなか結果が出なくて。特にチームはホームでも勝てない状況が続いたなかで、自分も試合に絡めず、自分には何ができるかっていうのを日々考えてやってました。
ほかの選手もみんな考えて、チームが勝つために毎日やってきたなかで、結果が出ない苦しさはあったシーズンでした。
–今季のGKチームは安田選手以外が全員入れ替わりました。チームを知っているという点で、安田選手の役割も大きかったのはないでしょうか。
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