秋田サッカーレポート

【無料公開】秋田市長表敬訪問時のコメント(穂積志市長、吉田謙監督、岩瀬浩介社長)

 

ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長、吉田謙監督、飯尾竜太朗選手、才藤龍治選手が11月20日、秋田市の穂積市長に2023シーズンを報告しました。クラブの現状を知る情報として、その会合での穂積市長、吉田監督、岩瀬社長のコメントを掲載します。

 

穂積志 秋田市長(表敬訪問時)

穂積市長:お疲れさまでした。まずは成績で言うと、J2に残留というか、残れるということ。ひとつの成果として、よかったなと正直思います。岩瀬社長からお話があった通り、やっぱりホームでなかなか勝てなかったんですよね。秋田の、地元の応援団の人たちは、ずいぶんフラストレーションも溜まってたんじゃないかなと思います。

ただやっぱり僕も、何回くらい(今季はソユースタジアムに)行ったのかな私は。あんまり(行けてない)か。行っているなかで、やはりロスタイムというのは、アディショナルタイム等々での決着がね、勝ち負けがあるけど、引き分けあるけども。あそこで勝ち切れなかったり、あるいは逆転で負けたりと、こういう部分についてはやっぱり今季を、なんていうのかな、象徴をしたような結果であったなということ。(終盤で秋田が)勝ってれば向こうが総力を挙げて向かってくるだろうしね。そういう意味では、最後までやっぱり気の抜けない、また見てるほうもハラハラドキドキしながら、応援できたという。その点ではね、選手と観客っていうか、応援団が心をひとつに頑張ってくれたのかなという。そういう意味では、本当に紙一重の差で、もっともっと上位に行けたと思うんで、来季はということで、頑張っていただきたいと思います。

あとは僕も見てて、J1から降りてきた清水さんとかね、ああいう人たちっていうのは、ホームのわれわれの応援団よりも多かったんじゃないかなと思うので。そういう意味ではJ1という、ステータスをひとつ上げることによって、また大きな、大勢の観客をまた呼べるだろうと。そういうふうに思うしね。ですから高みを目指して、それがまた(新しい)スタジアムにつながっていくだろうし、その秋田市、秋田県の交流人口の拡大にもつながっていくと思うし。そうなればまた、市民県民のスタジアムに対する理解ももっともっと深まってくると、こういうふうに思います。

そういう意味合いからも、ぜひ皆さんの、1勝1勝の積み重ねも来季期待したいと思います。吉田監督も来季留任ということでざいますので、なお一層プレッシャーもかかるでしょうけど、頑張っていただいて、期待しております。

惜しい試合がいっぱいあったよね。でもそれも結果論だからね。最終試合だって勝ってれば12位に上がれた。ドローじゃなくて勝点3になると。そういう意味で、まだまだ可能性っていうか、プレーオフが進める可能性は十分にあるなと。観客も伸びてるしね。もう3,000人越したらしいね。まだまだだろうけど。

 

岩瀬社長:そうですね。最終戦は4.3℃の雨降りしきるなかあれだけの、3,400人弱のお客さんに来ていただいたのは、われわれもある意味、皆さんに感謝を持ちながら自信になりました。屋根がついていたらですとか、思いますけれども。

いろいろ僕らも、基本構想と基本計画で、場所は変わったんだけど、やっぱりいちばん心配してるのはスケジュールなんだよ。

当所われわれも市場で、それは検討した。たしかにね。ただそのスケジュール的に、ローリングを掛けて、花卉を作って、壊して、水産物、その後に青果だったかな。そういうふうになっていくと10年ぐらい掛かってしまうなかで、Jリーグの皆さんには、いままでも時間が掛かってるし、そうなると将来的にも、長くて、あまりにも時間が掛かりそうということで、ライセンスを取られる可能性、奪われてしまうという可能性があるなかで、(市場の)外に出したんだけども、できる限り。たぶん県も心配してると思うし。

 

岩瀬社長:はい。先ほど(佐竹知事も)その話を。

穂積市長:ああそう。Jリーグとの話し合いを積み重ねながら、われわれも皆さんの意向のなかで、現実にそれを短縮できないかと。そういった手法をいろいろ考えながらも、頑張っていきたいと思うので。そこは綿密に打ち合わせしながら、Jリーグの皆さんにも理解していただけるように、3者合同で、逐一ご報告を申し上げて、前に進んでいきたいと思うので。頑張っていただきたいなと思います。

 

 

吉田謙監督(囲み取材)

–佐竹知事、穂積市長とどのような心境で話されましたか。

本当に感謝しかございません。

 

–来季の続投が決まりました。その思いについて。

どんなときも選手、クラブを支えていただける秋田の皆さま。そして選手、クラブを信じて支えていただけるファン、サポーターの皆さま。いろんな方に支えていただいて、信じる力をいただいて、これからもチームみんなで精進していきたいと思います。

 

–新体制発表会までの予定について。

チームを強くするために、自分になにができるか。それのみです。

 

 

岩瀬浩介社長(囲み取材)

–佐竹知事、穂積市長とどのような心境で話されましたか。

まずは2024シーズンのライセンスというものは、知事と市長の意向表明書が非常に大きかったのかなと思っております。そこには2026年の着工といったところで、ある意味リーグからも高評価を受けたポイントでもあったのかなと思いますので、そこに関してはなかなか妥協することは難しいのではないかなと、われわれとしても思っています。これまでのこの件に関する議論の年月で考えても、妥当性はやはり2026がギリギリの限界なんじゃないかなと思います。

穂積市長も先ほどおっしゃっていただいたように、切り離した考え方のなかで、いかにスケジュールを短縮できるかといった部分を話していただいておりました。われわれがご提示できる部分、ご協力できる部分、またリーグに対してもわれわれとしてお話をさせていただきながら、随時リーグからもヒアリングがそろそろまた来られるのではないかなと思っておりますので。しっかりとしたものを報告できるように、県、市と3者で、密にコミュニケーションを取って進めてまいりたいなと思ってます。

 

–来年1月の基本構想の進捗について。

余剰地で、いかにどこまでスピードアップして建設を着工できるのかの調整を話している状況です。

 

–(佐竹知事から)シーズン移行の話も出ました。秋田にとっては大きな問題かなと思います。

雪国秋田にとっては非常に大きい問題だと思っています。

クラブのスタンスとしては、リーグ、この国内のサッカーの発展のためにはこれは致し方ない選択でもあるのかなと思いながらも、そもそも私たちがこの雪国で、いまでもキャンプを長めに行かざるを得ない状況であったり、開幕をアウェーで迎えても(秋田に)帰ってこられない状況、雪が降ってこちらで練習ができないであったり。そういったハンデは背負っているのかなとも思っておりますので。

Jリーグ、全国の各クラブに対して、いまでもわれわれはそういった状況があると、これがシーズン移行することによって、もっとネガティブに働く要素があるのではないかとしっかりと説明させていただいたなかで、どれだけJリーグを含めて、ほかの全国の各クラブも、こういう雪国に対する配慮ではないですけども、制度設計なのか、それとも補助なのかをいまリーグのほうでもいろいろと案出しはしていただいておりますので。クラブとしては致し方なくといった部分ではあるかなと思ってます。

 

–クラブが15周年を迎える来季に向けた課題について。

課題というよりも、成長していく上で、発展していく上での通過点をしっかり歩んでいけるのではと思っております。

おかげさまで天然芝のグラウンドができて怪我人が減りました。チームの1年の安定的な強化にも効果が出てるかなと思っております。一方でクラブハウスができてない状況です。例えばリクルーティングする(上で)選手にとっては、自分が秋田でどこまで成長できるのかをしっかりと意識した上で来てくれると思いますので、そういう意味で、来年の7月ないし8月に(クラブハウスが)出来上がれば、ようやくJリーグクラブとして一定の環境持った、当たり前のクラブになれると思ってます。選手強化の面でも間違いなく効果が出てくるかなと思っていますし、そういう意味では再スタートといいますか、新たなスタートを切れる1年として、クラブのフロントの社員たちも覚悟をもってやっていかなければいけないなと思います。

その覚悟というのは、われわれの成長角度というものが、しっかり成長はしているものの、いま例えば山形さんでいうと22億のクラブになってます。ほかのクラブに追い付こうと思うと、成長の角度をもっと、10度でも15度でも上げていかなければいけない、これは全員で認識を持っていますので。そのためにもさまざまな努力をしながら、来場者を多くすることはもちろん、売り上げをしっかり作っていくことをやっていかなければならないかなと思っております。

 

–スタジアムについて。2032年以降の建設の可能性があるとのことでしたが、市場の余剰地に建設したい考えに変わりはないでしょうか。

そうですね…余剰地に建設したい…「そこになると年月が掛かってしまいますよ」と言われて余剰地に行ったわけではないので。余剰地でやることになりました。しかしながら、いまの計画だとそれぐらいの年数が掛かってしまうっていう形なので。

余剰地に行ったのは地盤の件ですとか、最初のコストの件、その後のランニングコストの件、いろんな原因、要因のなかで余剰地という選択、僕らも「そちらのほうで」と話をさせていただきました。そのなかで本当にスケジュールを、冒頭に申し上げたようにポイントになってくるかなと思うので。

クラブとしてはもう2026年着工、ここはもう変えられない部分かなと思っています。

 

–なにか市と県に求めたいことはあるでしょうか。

それ以上でもそれ以下でもないです。

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