【円コラム】二匹目のドジョウはいなくても
山田拓巳選手は、こちらが聞いたことに対して、本当に真摯に、濃密な返答をしてくれる選手だ。ハードな練習のあと、声をかけるのがためらわれるような状況でも、厳しいチーム状況について聞かれる、きっと楽しくない取材のときでも、手を抜くことなく、最後まで答えてくれる。広報がそろそろ打ち切るようにと無言のプレッシャーをかけにきても、山田選手は最後まで答えきろうという姿勢を崩さない。取材する側にとっても頼れるキャプテンだ。
今週も練習後に声をかけ、話を聞いた。前節・松本戦のあと、ミックスゾーンで話を聞くタイミングを逸したためだった。他者の記者さんとともに、前節の2点目、3点目につながったプレーについてなどについて聞き、10分ほど経っていたのでそろそろ切り上げなければと思いながら、質問するともなしに「4年前も、まだ連勝なかったですもんね。上との差はいまのほうが離れてますけど」と口にすると、山田選手もこの話を引き取り、答えてくれた。少し長くなるが、そのまま引用する。
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