【山形vs鹿島】レポート:前回覇者・鹿島に挑む! 課題も収穫もたっぷり詰まった0-5
■第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
7月12日(水)山形 0-5 鹿島(19:00KICK OFF/NDスタ/5,211人)
得点者:5′ 西大伍(鹿島)49′ 鈴木優磨(鹿島)54’レアンドロ(鹿島)80’オウンゴール(鹿島)90+3’中村充孝(鹿島)
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「0-5なんですけど、内容だったり、チャンスの数を考えるとそんな開いてるような感じはしないんだけれども、でも0-5なので、そこはしっかり受け止めるし、その差が大きいんだということを感じなきゃいけないと思います」(石川竜也)
リーグ戦では3連敗を喫し、負傷者も多い苦しいチーム事情のなか、この状況を脱しようとする前向きなトライも、常勝軍団をあわよくば食ってやろうとの意志も随所に見られた天皇杯3回戦。健闘はしたが、同時に厳然たる差も思い知らされる形で、モンテディオの日本一への道はディフェンディングチャンピオン・鹿島によって断たれた。
なんとか競った試合に持ち込みたい——。そんな思いは、スタートのフォーメーションにも表れていた。鹿島の4-4-2に対し、ふだんは3バックをベースに戦うモンテディオも4-4-2。システム的なマッチアップを狙い、失点せず粘り強く戦うことで競った試合に持ち込もうとの意図が見えた。しかし、一瞬の隙を突かれて先制を許したのは開始わずか4分。
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