運も実力のうち 3連勝を決めた横浜F・マリノス戦【西部謙司、レッズ戦術解説】
プレミアム新コーナー「西部謙司、レッズ戦術解説」。数多くのサッカー戦術本を出版している、戦術解説家・西部謙司氏が、毎月ピックアップした浦和レッズのゲームをレビューします。
全員守備とスピード、アジリティ、スキルを活かした攻守
第11節 浦和レッズ2-1横浜F・マリノス
運も実力のうち━━とはよく言われることではありますが、勝負事で相手の不運は自分たちの幸運です。
この試合は運不運、あるいは勢いの差がもろに出た感がありました。浦和は町田、京都に連勝。町田戦から戦い方が明確になっていて、この試合で今季の浦和がようやく「開幕」しています。一方の横浜FMは逆に連敗していて監督も更迭。
開始数秒で宮市が頭部を激突させて交代。交代したのはヤンマテウスですから戦力ダウンにはならないとはいえ、当初のプランが崩れたのは間違いないでしょう。これが第一の不運。
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