前田直輝が攻撃を活性化 後半は苦しむも1点を守り切り、アウェイ札幌で今季初勝利を挙げる
(Report by 編集部)
虎の子の1点を守り切り、今季初勝利
明治安田Jリーグ第3節、アウェイ札幌に乗り込んでの北海道コンサドーレ札幌戦。札幌は雪降る中でのホーム開幕戦となった。浦和レッズは2戦で1敗1分の勝ち点1と白星がなく、今季初勝利を狙っての一戦となった。また2戦でPK1点と停滞した攻撃陣の状況をみて、札幌戦では1トップにチアゴ・サンタナに替えて好調を維持している興梠慎三。右ウイングには前節、体調不良で欠場となった前田直輝が今季初スタメンとなった。
試合は立ち上がりから前田直輝が鋭いドリブルでチャンスメイク。開始3分で2回、右サイドを切りこんでシュートを放つがシュートはわずかに枠外へと外れた。1トップに入った興梠と右ウイングの前田で起点が出来ると、停滞していた攻撃は活性化した。31分には前田の裏抜けにロングボールが出ると、これがCKとなり、そのグスタフソンのショートCKから酒井宏樹が豪快にヘディングでゴールに決めて、浦和レッズが先制した。酒井宏樹は「スペースが空いていて、良いボールがきた」と試合後、ゴールを振り返った。42分にはアレクサンダー・ショルツがハムストリングを痛めて倒れこみ、途中交代となり、佐藤瑶大が交代出場となったが、前半は1-0で浦和レッズがリードして折り返した。
後半も開始早々の51分に前田直輝が交代を要求。松尾佑介と交代した。前田は試合後「4日間ぐらい高熱だったので、ちょっと脱水症状になった」と怪我ではないようで一安心だった。同時に戦略的な交代か、興梠慎三もチアゴ・サンタナと交代となった。この交代でバタバタした展開になるが、60分、62分と交代で入った松尾が左ウイングでドリブル突破からチャンスを作り出すもゴールにはつながらなかった。
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