仙蹴塵記

【道中から】新顔の言葉(9)

2025シーズンのベガルタ仙台には、11人の選手が新たに加わりました。現在は長期に渡るキャンプで、チームに溶けこんでいるところです。
1月8日の新加入選手会見の場で、彼ら新顔の選手には選手を続けるうえで大切にしている言葉や座右の銘を教えてもらいました。キャンプ地であらためて、その言葉の背景やプレーへの反映などについて聞いた話も合わせ、仙台の新戦力を紹介します。(※50音順)

安野匠
(8)FW 40 安野匠 「頭は冷静に、心は熱く」

「自分は試合中に熱くなってしまうことが多くあって、今までのサッカー人生で出会ってきた監督すべてに『頭は冷静に、心は熱く』と言われてきました」(1月8日、新加入選手会見より)

安野匠選手は強気にゴールに向かう姿勢が印象的なストライカーです。その強気故の良し悪しがあり、FWとしてプロの世界を勝ち抜くうえでは必要な心構えである一方、荒さが出てプレーの妨げになることも。情熱と冷静のバランスは長い人生の中で変わるものですが、選手としてベストのバランスを意識するうえで、安野選手はこれまで恩師達から「頭は冷静に、心は熱く」と言われてきたそうです。

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