先制点アシストとPK獲得。山田雄士が開幕戦のプレーを解説【コラム】

2024年02月28日 11時35分　
カテゴリ：コラム
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試合終了間際の失点で、昨年と同じく勝ちきれない悪癖を露呈したことは大いに反省をしなければならないが、試合の中では評価できるポイントがいくつかあった。

そのひとつが、山田雄士が絡んだ二つの場面。サヴィオの先制点に至る一連の流れと、PK獲得の連携面である。

まず、先制点の場面。セカンドボールを拾った山田が瞬時に考えたことは、細谷真大と木下康介の2トップへのスルーパスだった。

「前を見てスルーパスを出すことをまず考えました。でも真大の体の向きを見ると出せる感じではなかったし、僕のボールタッチもちょっと伸びて、タイミングが合わなかったんです。そこでトラップした瞬間にパスを出せないと思い、とりあえずスペースがあったのでボールを運んで、ギリギリまで相手を見ようと思いました」

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