9年前の再現に必要不可欠なもの、それは若手の大躍進【コラム】
先日、Jリーグの公式戦の再開が4月3日に延期されるという発表があった。
J1優勝を成し遂げた2011年シーズンは、東日本大震災によってリーグ戦が一時中断された。ネルシーニョ監督体制下でJ2を制し、J1復帰を果たした今シーズンだが、9年前同様イレギュラーな出来事によってリーグ戦が中断したことにより、各方面から「2011年の再現」という言葉が頻繁に聞かれるようになった。
9年前、優勝の原動力のひとつには酒井宏樹、工藤壮人、茨田陽生ら、当時プロキャリアをスタートさせて間もない選手たちの大躍進があった。特に酒井は、震災による中断期間中に行われた指宿キャンプで右サイドバックのレギュラーポジションを獲得し、再開以降はスタメンに定着していった。
躍進に不可欠な若手の台頭。では現チームの若手は今の中断期間をどう捉え、トレーニングを続けているのだろうか。
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