2023年シーズン総括①「序盤の躓きと混乱、そして監督交代へ」【総括コラム】
2023年シーズン移籍動向
IN：
ジエゴ、高嶺朋樹、山田康太、片山瑛一、フロート、落合陸、仙頭啓矢、モハマド ファルザン佐名、山本桜大、オウイエ ウイリアム、熊澤和希、立田悠悟
OUT：
高橋祐治、大谷秀和（引退）、北爪健吾、染谷悠太（引退）、ドッジ、大南拓磨、アンジェロッティ（期限付き移籍）、大嶽拓馬（期限付き移籍）、山田雄士（期限付き移籍）、鵜木郁弥（期限付き移籍延長）、森海渡（期限付き移籍）、上島拓巳
2022年シーズンは7位と順位のうえではまずまずの成績を残したものの、後半戦の急失速とラスト10試合の未勝利という、大きな課題を抱えてのフィニッシュだった。
その課題の改善を期して、オフには大幅な選手の入れ替えが行われた。
ボールを保持して自分たちの時間帯を作る。そのため、高嶺朋樹、山田康太、仙頭啓矢といったボールを動かす術にたけた特長のある選手を加えた。そしてキャンプでは新戦力全員を登用する4−3−3システムを用いて、トレーニングでは一貫して後方からのビルドアップに取り組み、新たなスタイルの構築に励んでいた。
キャンプでは実戦形式のトレーニングが多く、古賀太陽も「例年よりここまで来るスピード感は早いのかなと思います。感覚としては悪くないかなという感じです」と新システムへのトライにはポジティブな言葉を発していた。もちろん向上させるべき点はまだまだあるにしても、トレーニングマッチでも勝利を収め、新システムへのトライは順調にも思われた。
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