「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

井原正巳監督「自分たちが勝点を取れば残留が決まるので、そこに集中する」/J1 第34節 名古屋 vs 柏【試合前コメント】

○井原正巳監督

−得失点差を考えれば、残留はかなり有利な状況ですが、チームとしてはこの状況をどう捉えていますか?

「まだ確定していないですし、しっかりとした戦いを、勝ちにいくところは変わらず、選手にもそう伝えていますし、もちろんそれが自分たちの手で勝点を積み上げれば残留が決まるので、そういうスタンスでいます」

 

−前節の鳥栖戦は勝ちきれない試合ではありましたが、前半戦のチームでしたら序盤の失点で崩れていた可能性もあったと思います。そこで崩れなかったことはチームはわずかでも成長を示したとも感じたのですが、監督の考えはいかがですか?

「ああいう緊張感のあるゲームの中で、選手たちもプレッシャーや堅さは、最初の何分かはあったと思います。その中で先に失点をしてゲームが難しくなった中で、逆転したというところはチームとして力がついたのかなというところは少し感じていますけど、もちろん最後引き分けで終わってしまったことは次の反省点にはなると思います。今シーズンの物足りない、勝ちきれないところが出てしまったとは思いますが、その勝点1を積み上げてきたことが、今のアドバンテージを作ったので、シーズン途中から勝ち点を少しでも積み上げていこうときていますし、残留が第一の目標になっていたので、それを考えれば、もちろん悔しい勝点1ではありますが、アドバンテージを持って最終戦を迎えられるのは、その積み上げがあったからだと思います」

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