「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ネルシーニョ監督「後半はボランチからボールを引き出し、攻撃の形を作れていた」/J1 第8節 鳥栖 vs 柏【試合終了後コメント】

○ネルシーニョ監督

「今日のゲームは入りから厳しい内容になるだろうと思って入りました。思ったとおりの内容で、両者ともに良い守備から縦に速い攻撃を仕掛けることを一つプランとして入ったと思うんですが、前半に関しては拮抗した内容が続いたと思います。両者ともにさほど決定機を作れずに、攻撃の形を作る機会が少なく、その分中盤で激しい攻防が続く展開の前半だったと思います。後半に入ってから相手に得点に奪われてから、相手が相当前がかりにきていたので、背後をもう少し狙っていこうというプランを持ちました。前半は畳み掛けるところで縦への意識が薄く、外に逃げるシーンも結構見られたので、選手たちにはもう少し相手の最終ラインの背後のスペースを狙っていこうということで、後は状況が0−1で負けている状況で、我々としてはダブルボランチを守備的なシイ(椎橋)とサチ(戸嶋)に替えて、(高嶺)朋樹とサヴィオをボランチに変えて起用しました。その采配もあって、中盤のボランチのところからボールを引き出して攻撃の形が作れた後半だったと思います。後半は相手よりも我々の方がゲームを支配する時間が多かった、そういう試合の内容だったと思います」

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