武藤雄樹「今はピッチに立った時に、自分の中でゴールを決められるという雰囲気を持ちながらやれている」／J1 第26節 清水 vs 柏【試合終了後コメント】

2022年08月21日 11時13分　
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○武藤雄樹

−貴重な同点ゴールを振り返って。

「ゴール自体から川口がすごく良いボールが来て合わせるだけだったんですけど、後半から出てゴールを決めなければいけない状況だったので、ずっと狙っていたのもそうですし、僕自身ほとんどゴール前から動かずに、そこだけで駆け引きをしていたので、周りの選手たちが走ってくれていましたし、来たときに絶対に決めるという強い気持ちを持ち続けられたのが、あの時間でのゴールになったのかなと思います」

−後半はかなり圧力をかけました。前半と比べて改善された部分は？

「システム自体も変えて、後半からは4枚にして、相手にはめる形でどんどん行こうと話していたので、そいうところで行きやすくなった部分もありますし、あっちもリードしていたので守り切ろうという気持ちもあったと思います。すごく堅い守備でしたけど、押し込む時間は増えてきたので、どこかでシュートチャンスは来るだろうと思っていました。引き分けで満足はできないですけど、あの時間帯にゴールを決められたのは一つ良かったところだと思います」

−後半からアンジェロッティ選手、途中から山田選手が入ったことで、武藤選手は引き出すというよりはゴール前に専念できた？

「そうですね。2トップにしましたけど、ハーフタイムの指示では僕が一番前で、その周りを動いてあげようという話をしていたので、アンジェ、サヴィオ、山田、みんながボールを引き出しながらプレーしてくれて、僕自身は一発どこかでその選手たちが前を向いた瞬間に裏を取るという駆け引きをずっと続けていました。なかなか思うようなシーンは作れなかったですけど、やり続けた結果ゴールは生まれるものだと思っているので、最後はああやってサイドからチャンスを作れたのは良かったです」

−3試合連続得点。得点を取る感覚が研ぎ澄まされている。

「自分の中でもすごくゴールに対しての意欲、集中力、本当に良い状態にあると思っているので、来たときに決められるという自信も持っていますし、今はすごくピッチに立った時に自分の中で決められるという雰囲気を持ちながらやれています」