細谷真大の決勝弾とクリーンシートでの3連勝。耐える力は確実に身についている/J1 第23節 神戸 vs 柏【レビュー】
2022明治安田生命J1リーグ第23節
神戸 0−1 柏
2022年7月30日 ノエビアスタジアム神戸 19:03KO
得点者:17分 細谷真大(柏)
●スタメン
GK佐々木雅士、DF大南拓磨、高橋祐治、上島拓巳、田中隼人、三丸拡、MFドッジ、椎橋慧也、マテウス サヴィオ、FW細谷真大、小屋松知哉
開始3分、右サイドでドッジのプレスバックで奪ったボールを素早く繋ぎ、椎橋慧也が小屋松知哉に付けた縦パスから一気にカウンターへ転じる。数的には不利な状況で、シュートも枠を逸れたが、立ち上がりのこの場面に柏の明確なゲームプランが顕著に表れていた。
神戸は頑なに右から左、左から右へと幅を使い、システム上のギャップを突いて柏の2トップと中盤3枚のスライドが間に合わなくなった際に初瀬亮、酒井高徳の両SBが起点を作ろうとするも、WBと3バックの連動によってサイドは蓋をし、外に広げられたときに神戸が中央に縦パスを打ち込んできても、はっきりとマーカーを掴みにいく高橋祐治、上島拓巳がジャストのタイミングで潰すことができていたため侵入を許さない。柏の選手からすれば、ブロックの外でボールを回されている感覚で、準備してきたプラン通りの戦いを遂行できている手応えがあったはず。
(残り 1489文字/全文: 2034文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ