「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

佐々木雅士「無失点で終えられたのは自分にとっても自信につながる勝利だった」/J1 第21節 鳥栖 vs 柏【試合終了後コメント】

○佐々木雅士

−無失点勝ったことはGKとしても大きいことだと思いますが?

「ウズベキスタンから帰ってきて、失点を重ねることが多くて、なんとかゼロで抑えたいという気持ちが強かったですし、それを今日1−0と無失点で終えられたのは自分にとっても自信につながる勝利だったと思います」

 

−代表から帰ってきた後は結果が出ませんでしたが?

「負けた試合の後、(井上)敬太さんとも話したんですけど、負けという結果は変わらないけど、結果の持つ意味を自分たちで変えられるという言葉をいただいたので、すぐに切り替えて、次の試合、次の試合と、メンタルの部分では良いリセットができて試合に臨めていたと思います」

 

−気持ちを整理したことや、何かを変えたことはありましたか?

「ここ最近、少しセービングのところで少し変えている部分を取り組んでいて、それが試合中に、今日もそこまでシュートが来る場面がなかったですが、そういう取り組んでいることを試合で出せるような心と体の準備はできています。そこはこれからも続けていきたいと思います」

 

−変えたきっかけは?

「何かが悪いとかではなく、こうすればもう少し守備範囲は広がるということで、何かを変えてチャレンジをしようという感じです」

 

−いつからですか?

「大きく変わったことでないんですけど、ウズベキスタンから帰ってきてからです」

 

−それは代表で鈴木彩艶選手、小久保玲央ブライアン選手から話をしたり、彼らから刺激を受けて?

「彼らの話はたくさん聞いたし、そういう考え方もあるんだなという程度ですね。あとは帰ってきてから敬太さんと話をして…という感じです。そこまで彼らに影響されたという感じではないです」

 

−キム スンギュ選手が移籍し、彼から学んだことをこれから出していこうという思いもあると思いますが?

「スンギュさんがレイソルで残したもの、結果もそうだし、プレーもそうだし、そういうものを自分が100%できるかといったら、それはできないですけど、気持ちだったり、そういうところでチームのために少しでも勝利に貢献できるようにというのは日頃の練習からすごく意識して取り組めています」

 

−代表で試合に出られず、帰ってきてからリーグ戦でその悔しさを晴らすという思いもありましたか?

「もちろんその気持ちしかなかったですし、帰ってきてなかなか結果が出なくて、チームとしても個人としても、気持ちが乗らない状況でしたけど、こうして勝つというのはチームにとってすごくプラスの勝利だったと思います」

 

−パリ五輪に向けて、こういうところを突き詰めていきたいというところは?

「まだまだ試合中でのミスがあるので、そこでのプレーの質を100%、プレーを成功させるというのはもっと突き詰めていかないといけないですし、それでネガティブになるわけではないですけど、チャレンジしてそれが成功に変わっていけばよりいいと思います」

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