「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

古賀太陽「ここでズルズル行ってしまったら去年と何も変わらないので、前を向いてやり続ける」/J1 第9節 柏 vs 京都【試合終了後コメント】

○古賀太陽

−京都のアグレッシブなプレスを試合の入りからまともに受けてしまった印象ですが?

「確かに情報として相手が高い位置からプレッシャーに来るというのはわかっていましたし、それを踏まえたうえでうまく背後を使いながら話していましたけど、そこは最初うまく背後を使っていけなかったというのと、あとは失い方の部分で相手にとって前向きのボールを与えてしまったのはあったと思いますし、後ろのリスク管理のところもウタカ選手に対するリスク管理はもっとやらなければいけなかったと思いますし、そこで起点を作らせてしまったのはあると思います」

 

−立ち上がりはもう少しシンプルなプレーを選択してもよかった?

「はっきりやるべきだったと思いますし、一回相手にとって嫌なことを見せておかないと、相手がやりたいことは前で引っ掛けることなので、もっとリスクを回避しながらプレーするべきだったとおもます」

 

−前半20分過ぎからは背後のスペースを突いてゴール前のシーンを作れていました。もっとああいうシーンを増やさなければいけなかった?

「そうですね。押し込んだ位置でボールを動かしたいというのはあったので、その位置にいくためにはもっともっと背後へのボールを増やさなければいけなかったと思いますし、あとはどこから入れていくのかというのは、もっと明確にしなければいけなかったと思います」

 

−井原ヘッドコーチが球際や寄せる部分で完敗だったという話をされていましたが、その部分の反省点は?

「全体としていくところと行かないところの区別がはっきりしていなかったというのはあったと思いますし、情報として自分たちが食いついた背中に走ってくるというのは入っていたので、そこを警戒しすぎてちょっとラインを下げすぎてしまったのはあったと思います。最終ラインが一個前の選手に強くいけないときはもっとブロックを下げなければいけなかったと思いますし、その判断が共有できていなかったと思うので、自分たちの流れにできない試合は全体として共有できていないときなのかなと思いますね」

 

−ここ2試合は連敗、改善点について。

「ここでズルズル行ってしまったら去年と何も変わらないので、そこは確かに反省しなければいけない部分も多いですし、自分たちを見つめ直すことも必要ですけど、前を向いてやり続けるしかないので、ネガティブになりすぎず、修正していくという作業を全体としてやっていけるように、雰囲気も含めて全体で前を向いてやっていこうと思います」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ