大南拓磨「あの時間帯には絶対にやらせてはいけなかった」／J1 第30節 G大阪 vs 柏【試合終了後コメント】

2021年09月26日 22時35分　
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○大南拓磨

−2失点ともセットプレーでしたが、チームの守備について。

「まず、1失点目のセットプレーになる前に、開始早々押し込まれる場面があったんですけど、もっと一個前にクリアするチャンスが何本かあったと思うので、そこでしっかりラインを超えるようなクリアをしてラインを押し上げることが一つポイントになって、セットプレーを与えなければ一番良かったと思います。あの時間帯に失点してしまうと試合は本当に難しくなるし、ちょっとガクッと落ちてしまうので、絶対にやらせてはいけなかったと思います」

−これまでは先に失点すると、攻撃が単調化してケースが見られましたが、以前と比べると今日はフィニッシュまではいけていた。チームの攻撃については？

「いつもの試合と比べたらそういうシーンは多かったと思うんですけど、個人的にはもっと刺せる縦パスにはチャレンジしたほうがいいと感じましたし、相手が1点先制して、2点目も早い時間に決められたので、相手もしっかり後ろでブロックを組んでという形だったので、自分たちが持つ時間が増えたのはあると思います。もっともっとやり直したり、そういうシーンを増やして、もっと確立を上げるシーンも増やさないと、クロスもたくさん入っていたと思うので、もっとゴール前の人数を増やす作業もしていかなければいけないと思います」

−こういう展開になったからこそDFの選手として気をつけたことは？

「パトリック選手に引っ張られすぎず、ラインを高い位置で保って、宇佐美選手がボランチとディフェンスの間に落ちて受けにいったので、そこを誰が潰しにいくかは常に声をかけながらやって、しっかり高いラインを意識してやっていました」

−開始早々の失点でチームが思い描いていたプランに影響を与えた？

「影響というよりも、あの時間に失点するというのは相手にとっては余裕ができるし、自分たちにとっては焦っていないつもりでも攻め急いでしまったり、気持ちの余裕がないシーンはあったと思うので、そういう部分でもっと冷静にやることと、セットプレーで2失点しているので、そのセットプレーに関しては修正できる部分だと思うので、次に同じことを繰り返さないように反省してみんなでやっていきたいです」

−攻撃の部分でもチームとしてセットプレーが多かったけど決めきれなかった。その課題について。

「もっと誰がどこにいくとか、ニア、ファーとか、そういう位置付けと、相手がゾーンなのでもっと自分たちがパワーを持って入っていかないといけないと思います」

−後半途中から右SBに入りましたが、攻撃の部分で変化や課題はありましたか？

「4バックにして、よりスムーズにして後ろから繋げたと思うんですけど、個人的には右SBに入ったので、もっと前選択を増やさなければいけないと思いました。前選択を増やして、プレーしないといけないと感じました」

−チーム全体としては？

「チーム全体としては攻撃がクロスからしかほぼなかったので、そこは相手がブロックを組んで中の枚数が多かったというのもあるんですけど、クロスだけじゃなくて外に揺さぶりつつ、中で崩すシーンも作れたら攻撃の幅も広がると思いました」