今季初の無失点勝利を収めた浦和戦を、染谷悠太が解説する【コラム】

2021年03月30日 20時46分　
カテゴリ： コラム
タグ : pickup

「（佐々木）雅士はすごく安定していましたし、自分があの年齢でやれたかと言ったら、そんな自信ないです。チーム状況もありましたけど、雅士のデビュー戦ということもあって勝ちたいとみんなが思っていました。無失点で抑えられて良かったです」

公式戦今季初のクリーンシートでの勝利を収めたYBCルヴァンカップの浦和戦を振り返った染谷悠太は、堂々のデビューを飾ったルーキーの活躍を大いに称えた。

確かに佐々木は素晴らしいパフォーマンスを見せた。ただ、クリーンシートに至ったその他のいくつかの要因を、染谷は解説する。

浦和戦では、柏は中盤の形はダイヤモンドだった。システムの噛み合わせ上、浦和のSB、SHへのアプローチが遅れる。そこにボールを付けられ、サイドの対応に椎橋慧也、ヒシャルジソンが出ていくと、中盤の空いたスペースには興梠慎三と杉本健勇が落ちて味方からパスを引き出す。序盤はこの形で浦和がリズムを掴もうとしていた。

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