「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ネルシーニョ監督「次節に向けて今日のゲームの教訓を活かしていきたい」/J1 第5節 鳥栖 vs 柏【試合終了後コメント】-無料記事-

○ネルシーニョ監督

「前半に関しては入りから非常に良くない出来だったと思います。攻守においてこちらが狙いとしていたボールの持ち方ができず、失点シーンはロングボールからやられた失点でしたが、後半に入って少し形を変えて、サヴィオが入ってから攻撃のところはテンポが生まれました。ボールポゼッションをする時間帯も増えたんですが、2点目をやられてからは相手も勢いづいたという流れだと思います。ただ後半、残り25分ぐらいはこちらがボールを握り、自分たちの狙いとしていた攻撃の形、ボールのテンポも改善され、非常に良い形でボールが動いていたと思うので、また次節に向けて今日のゲームの教訓をしっかり活かしていきたいと思います」

 

−監督がおっしゃいましたとおり、サヴィオ選手が入って残り25分は攻撃にテンポが生まれました。昨年の8月のケガから復帰したサヴィオ選手は、今後チームにどのような影響をもたらしてくれるでしょうか?

「サヴィオに関してはメディカルスタッフと十分に協議をしてきた中で、昨年に起きた彼のケガに関しては、状態は回復しているんですが、ただフィジカル的な要素がまだ十分にトレーニングを積めていないというところが少し懸念材料ではありました。事前の話で30分が限界だろうという話をしていたんですが、今日のゲームの中で彼を投入した狙いはこれからシーズンが進むにつれて、彼の起用は当然のことながら増えていくと思いますし、実戦の中で彼のコンディションを上げていかなければいけない。やはり皆さんご覧いただいたとおり、サヴィオは違いを作れる選手ですので、攻守においてハードワークできる選手ですし、彼が入ったことでゲームのテンポが改善されたのは間違いないと思います。やはり大事なので、今日のゲームで得た教訓は、レイソルに必要なものは何なのかということです。それは選手全員が攻守においてハードワークをしないうちは勝利は向こうからやってくるものではないというふうに思います」

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