「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

嗅覚とシュートセンスを見せた瀬川祐輔の鮮烈なる一撃で勝点3をゲット。課題だった守備も水際で耐え抜く/J1 第22節 FC東京 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第22節

FC東京 0−1 柏

得点者:77分 瀬川祐輔(柏)

●スタメン

GK桐畑和繁、DF小池龍太、ナタン ヒベイロ、鎌田次郎、高木利弥、MF小泉慶、手塚康平、伊東純也、キム ボギョン、FW瀬川祐輔、江坂任

 

開始早々、 FC東京GK林彰洋のロングキックから永井謙佑に抜け出され、いきなりピンチを迎える。このあたりはナタンが加わったばかりということもあり、桐畑和繁との連携面の難しさもあっただろう。その直後にも室屋成のクロスと東慶悟のシュート、さらにゴール前のFKなど、立て続けにピンチを与えてしまう。

こうした試合の入りからその後の展開が懸念されたが、徐々に自分たちがボールを持つ時間帯が増え、落ち着いてゲームを運べるようになっていった。

前節、前々節に続き、非常に良かったのはダブルボランチのバランスである。

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