「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【2016シーズンレビュー】 第1回 「新体制で舵を切った2016年シーズンは、13年ぶりの開幕黒星スタートで幕を開けた」 -2047文字- (2016/11/19)

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●2016年シーズン移籍リスト

IN:鎌田次郎、ディエゴ オリヴェイラ、伊東純也、ジュリアーノ ミネイロ、湯澤聖人、中村航輔、手塚康平、滝本晴彦、安西海斗

OUT:藤田優人、近藤直也、鈴木大輔、工藤壮人、狩野健太、菅野孝憲、キム チャンス、クリスティアーノ、三浦龍輝

 

天皇杯準決勝で敗退し、2015年シーズンの終了直後には選手の移籍リリースが相次いだ。しかもチームを離れるのは、すでに退団が発表されていた近藤直也に加え、工藤壮人、菅野孝憲、鈴木大輔といったチームの屋台骨を支えるリーダー格の選手ばかりである。

監督も替わり、選手も大幅に入れ替わる。2016年シーズンは、そんな不透明な状況でのスタートだった。

始動3日前の1月13日には、ミルトン メンデス監督の就任会見が行われた。率直に言って、会見でのメンデス監督は好印象だった。質問するメディア一人ひとりに名前を聞き返し、その人の名前をメモし、質問に答える際には相手の名前(例えば私なら「スズキサン」と)を口にしてから話を始める。

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