「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 2nd 第9節 柏 vs 甲府 「前後半で覗かせた全く別の顔」 -1756文字- (2015/08/31)

J1  2nd 第9節

柏 2-2 甲府

得点:27分 クリスティアーノ(柏)、42分 工藤壮人(柏)、48分 阿部拓馬(甲府)、70分 オウンゴール(甲府)

●スタメン

20150831132644

試合後、選手たちが「もったいない試合」と悔やんだ言葉通りである。

前半の出来と、オーガナイズされた守備と粘り強さを発揮して何試合も完封で勝ち切ってきた最近のパフォーマンスを考えると、2-0から追いつかれるなど予想できなかった。

 

立ち上がりこそ、左右のサイドを使った甲府が攻め立て、ボックス内に入るシーンを作った。11分の阿部翔平のクロスが流れ、バレーがシュートを放ったシーンなどヒヤリとさせられはしたが、その序盤をしのぐと、柏も落ち着いてボールを回し、予想していた甲府の堅い守備ブロックに対して穴を空けるべくピッチの中と外を使い分けた攻撃を仕掛けていった。

(残り 1400文字/全文: 1756文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ