「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【レビュー】 J1 1st 第6節 柏 vs 鹿島 「攻撃と守備のジレンマ」 -2484文字- (2015/04/17)

J1 1st 第6節

柏 1-3 鹿島

得点:45+1分 植田直通(鹿島)、49分 エドゥアルド(柏)、71分 カイオ(鹿島)、90+4分 中村充孝(鹿島)

●スタメン

20150417090610

目指すスタイルの浸透と進化が感じられる反面、どうしてもカウンターを浴びてしまう。そんな“攻撃と守備のジレンマ”を抱く試合だった。

序盤、鹿島の勢いに押され気味の柏だったが、大谷秀和の縦パスから、武富孝介、レアンドロ、そして再び武富に渡り、裏を突いた工藤壮人が抜け出しGKとの1対1になったシーンが生まれる。ゴールはオフサイドになったものの、この時間帯(20分頃)から柏は意図した形でボールを動かしながら鹿島のマークを剥がし、次第に相手の背後を突き始めたことでリズムを掴む。

(残り 2172文字/全文: 2480文字)

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