「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【コラム】 30歳を迎えて、さらなる成長を期す大谷秀和 「キタジさん、ユキさんと一緒にプレーできたことが生きてくる」 (1366文字)(2014/11/07)

11月6日に30歳になった大谷秀和。ただ、彼ほど18歳の頃と変わらない選手もそうはいない。昔から冷静で落ち着きがあり、メディア対応も丁寧。今はキャプテンとして人望が厚いのと同様、以前は多くの先輩選手から可愛がられる選手だった。

「これからは若々しく、あいつ30を過ぎているのに落ち着きがないと言われるようにします。クラさん(藏川洋平)みたいに(笑)」

そう冗談を飛ばす。

 

変わったとすれば髪型とプレースタイルぐらいだろうか。

パーマをかけた茶髪は、キャプテンに就任した23歳の時に封印した。キャプテンとしてチームを代表して表に出ることがある。その時にキャプテンが茶髪であることで、レイソルの選手が全員そうだと思われないようにと、実に大谷らしい発想からの短髪黒髪への切り替えだった。また、プレースタイルについては、ボランチでコンビを組んでいた明神智和や下平隆宏が、当時若手だった大谷に伸び伸びプレーさせようと気を使い、攻撃的な意識を前面に出させてくれた。

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